「英語の音読の教材で、おすすめのものはどれだろう?」
オンライン英会話の日本人講師の方に、英語が上達する方法を聞いたら「音読がいいですよ」と教えていただきました。
そこで、本屋の英語コーナーに行ってみたんですが、音読の本といっても、シャドイーイングと書いてあったり、なんかいっぱいあるんですよね。
「僕みたいな初心者に、おすすめの音読の本はどれなんだろう!?」
日本人講師の方は「ラダーシリーズがおすすめ」とのことでしたが、こちらはちょっと内容に興味があるものがなかったし、CDの音声がついてないのは嫌でした。
そこで一冊、目に留まったのが、「英会話・ぜったい・音読」シリーズでした。

結論からいうと、この本はめちゃくちゃいいです!
といっても、「言いたいことがないわけではない」んですが(笑)、それを余りあって素晴らしいんです!
そこでこの記事では、「英会話・ぜったい・音読」シリーズの何が素晴らしいのかを語っていきます!
この記事の内容
「英会話・ぜったい・音読」シリーズを読んだら英語の勉強の仕方が分かった!

「英会話・ぜったい・音読」シリーズの何が素晴らしいのかというと、冒頭の解説文が素晴らしいんです!!
ちなみに、こんな口コミもありました。
本書は、言わずとしれた同時通訳の神と呼ばれる國弘正雄氏が監修する音読専用本です。私は、はじめに國弘氏の「英語の話し方」を読んで、いたく感動し、この音読シリーズを4つ(標準編、続標準編、挑戦編、続挑戦編)買いました。
私のように、4冊も買わなくとも、1冊(たとえば、標準編)を買って、その手法さえ学べば、テキストと音声さえあれば、何だって応用可能です。貧弱と言われる日本人の英語発話力を挽回し、世界に打って出てゆくためにも、日本に音読の波を起こしていきましょう。(英語に限らず、何語であっても、音読がもたらす効果、原理は同じです。)
出典:Amazonレビュー
僕は、この本の解説文を読んで感銘を受けて、ここに書いてあることを、素直に実践しました。
そのことで、「ああ!英語ってこうやって勉強するのか!」ということが、ついに分かりました!
僕の今までの英語の勉強法は、ちょっとズレてました(!)
正直、最初は「本にスケジュールを書き込むなんて、小学生のラジオ体操じゃないんだし…」とか、「英語を書いて覚えるのは無意味でしょ?」なんて思っていました。
しかし、「英会話・ぜったい・音読」シリーズを読んで、正しい学習方法に切り替えたことで、英語が身についてきている実感があります!

「英語の正しい勉強法が分かった」ということは、今後の英語学習における、ものすごい財産になったと思います!
この勉強法は、これから一生の英語学習に使えると断言できます!
著者は「同時通訳の神様」國広正雄

出典:國弘流英語の話しかた
「英会話・ぜったい・音読」シリーズを書いたのは、國広正雄という方です。
正直にぶっちゃけると、僕が最初に解説文を読んだときは、「なんだか、ジジくさいことが書いてあるなぁ」と思いました(大反省)
それに、本書の教材のレッスン部分も、中学の教科書から抜き出した12レッスンしかないので、「なんだか内容が薄いなぁ」と、初見では思いました(実際は、マジでちょうどいいです)。
それで、その時は「英会話・ぜったい・音読」シリーズを買うのは止めて、他のシャドーイングの本を買ってしまったんです。
しかし、この時に購入したシャドーイングの本は、実際に取り組んでみると、いろいろと気になるところがあり、途中でやめてしまいました。
でも「音読のトレーニングはしたいなぁ」と思っていたので、もう一度気になって「英会話・ぜったい・音読」シリーズについて調べてみました。
すると、著者の國広正雄さんというのは、実は「同時通訳の神様」と、多くの英語学習者から慕われている大先輩であることが分かりました。
■國弘正雄
英語の同時通訳の草分け的な存在。アポロ11号の月面着陸を伝えるテレビ中継番組における同時通訳(1969年)などで有名になり、「同時通訳の神様」「日本のライシャワー」その他の異名をとった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ジジ臭いことが書いてある、なんて、大変失礼なことを言ってしまった…」と反省した僕は、襟元を正して、もう一度「英会話・ぜったい・音読」シリーズの解説文を読み返しました。
すると、めちゃくちゃいいことが書いてあるんです!(最初に気づけよ…)
もう、すべての答えがここに書いてある、「謎はすべて解けた!(コナン風)」と思いました。
以下に、特に僕が感銘を受けた部分を抜き出します。
「英会話・ぜったい・音読」シリーズの解説文の名言
・声を出さないで英語を勉強している人の英語力は、かわいそうなほど伸びません。
・脳は黙読している時よりも音読しているときの方が、より活性化する
・手で書き写しながらの音読により、さらに刺激を受ける
・音読はおそらく最も人間の脳を活性化する行為ではないでしょうか。
・「只菅朗読(しかんろうどく)」「只菅筆写(しかんひっしゃ)」
・だまされたと思って、とにかくやってみてください。
・「ひたすら声を出して読む」という単純な練習法こそが、言語学習、なかでも外国語学習の王道だと私は考えます。
こんな感じで、書いてあることは地味なんですよ。
だけど、まさに、これこそ王道だと思いました。
そして、國広正雄さんを信じて、本に書いてある通りのトレーニング方法を実行したら、英語の勉強法が身に付きました。
これは、、、本当に素晴らしい本です。
「英会話・ぜったい・音読」シリーズのトレーニング方法

ちなみに、「英会話・ぜったい・音読」シリーズは全部で6冊出ていて、解説やトレーニング方法の内容が微妙に違います。
ですが、基本の軸は統一されています。
「英会話・ぜったい・音読」シリーズのトレーニング方法は(本によって微妙に違いますが)、基本は以下の通りです。
- 音声を聞く
- 英文を読む
- リピーティングする
- 音読する
- シャドーイングする
- ディクテーションする
- 英文を聞く
回数は本によって違うんですが、大体このような流れです。
とてもシンプルで、ひねりがないので「なんだ、こんなものか、大したことじゃん」と思いませんでしたか?
僕は、最初はそう思いました(笑)
しかし、実際にこの通りにやってみると、確かにこの方法はすごくいいんです!
実際に、このやり方に切り替えたことで、英文がしみ込んできている実感があります!
「英会話・ぜったい・音読」シリーズは続編の方がおすすめ

こんな感じで「英会話・ぜったい・音読」シリーズは、英語学習の基礎を学べる、すごくおすすめの教材なんですが、マイナスの点もあります。
それは、無印版の方にはCDに余計な女性の音声と効果音が入っていることです!(笑)
実際、続編になると女性のナレーションが無くなったので、かなり不評だったに違いありません(笑)
とはいえ、無印版の方でも、レッスン内容は面白かったり、すごく内容がよかったりするので、完全にダメなわけではないです。

僕は無印の標準編に掲載されている、エベレストに登った田部井さんの言葉は、素晴らしいなと思いました。
You can reach the top of any mountain if you walk step by step.
You don’t have to walk fast. You only have to keep walking.
There’s no shortcut. No giving up.
教材に掲載されていた、エベレスト女性初登頂の登山家「田部井 淳子」さんの素晴らしい言葉! pic.twitter.com/jr14K1hIK3
— じいこす@ビン旅Englishのなかのひと (@phantom44104064) July 31, 2020
そんな感じで、無印版もダメではないんですが、これから「英会話・ぜったい・音読」シリーズを始めるのであれば、続編の方をおすすめします。

↑ちなみに、「続・初級編」のレッスンは、こんな英文からスタートします。
目安 | 続編 | 無印 |
TOIEC470点 | ![]() おすすめ! |
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TOIEC600点 | ![]() おすすめ! |
![]() |
TOIEC730点 | ![]() |
![]() |
↑いちおう、こんな目安があるので、参考にしてみてください!
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